フリーメイスン対決？ジョージ・W・ブッシュとジョン・ケリー

ジョージ・W・ブッシュも、ジョン・ケリーもフリーメイスンだった。
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つまり、裏で繋がっていた。
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大統領選は茶番・ヤラセだった。
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全てはフリーメイスンの思惑通りに運んだだけだった。

なんて理論を展開している人の多いこと。。。

同じフリーメイスン同士なら、対立することはあり得ないとでも思っているのか。
特にアメリカなんて、石を投げればフリーメイスンに当たる状況で、且つ大統領選に出れるような人は
フリーメイスンとして自己啓発している可能性が極めて高いのに、あたかも『実は二人ともメイスン
だった』なんて言い方をすることに悪意すら感じる。

本当に、フリーメイスンのことを何も知らない人々が、勝手な憶測や『豊潤な想像力』で
様々なことを書くことは残念で仕方ない。他のメイスンは『放っておけ』というが、
私は少しでも何とかしたいと思う。

フリーメイスンによるフリーメイスンのためのナショナル・トレジャー

これだけ”モロ”だと、もはや特に何も言うことはない。観れば分かる。
フリーメイスンでなくても、観れば分かる。

完全に、フリーメイスンによるフリーメイスンのための映画。
DVDには隠しコードなるものもあり、
カーソルはSquare & Compasses（スクエア・コンパス；定規とコンパス）だ。

ストーリーの中でもベン・フランクリンやジョージ・ワシントンがメイスンだったことに触れ、
いくつかの『真実』のなかに『トリック』が巧みに混ぜ込まれており、フリーメイスンでなくとも
楽しめる要素がたくさんあるだろう。

フリーメイスンが陰謀論者を相手に、所謂『釣り』的に仕掛けている部分もあり、
やはりフリーメイスンとして観るのが最も面白い、というか元が採れているのだろうが(笑)

フリーメイスンとユダヤ

フリーメイスンはユダヤの団体、或いは『隠れ蓑』とネットの中、特に日本語サイトで言われている。

一言で『それはない』と否定できるのだが、
一つ肯定できるのは、フリーメイスンはユダヤ教の教えや様式、時にはカバラまで使用する場合が
あり、ユダヤ教のエッセンスがふんだんに盛込まれているということ。
（尤も、カバラはブルーロッジには基本的に登場しないため、私はカバラまで含めるのは消極的。）

まずは『暗記』と『口伝』。ユダヤ人は記憶に頼り、記憶力を磨く。そこから思考力や工夫、知恵に転化させる。
タルムードが文字や書面として存在しなかった時代から、タルムードの教えは口伝により伝承され、
それは暗記により人々が保持した。フリーメイスンの教えも基本は口伝、そして継承される。

また、ユダヤ教もフリーメイスンも『生涯を通じて勉強する』ことを本質とし（別にそれらに限ったこと
でないのは承知しているが）、また日常的かつ継続的な『慈善活動』を美徳とする。

『仲間』意識がとりわけ強く、１人の困窮を仲間で助け合うという概念や、１人の罪がその団体の
看板に傷が付くという考えも同じく強い。

その他では、ロッジのミーティングの開催要件も似ている気がする。
旧約聖書ベースなので、似てくるのも当然と言えば当然なのだが、
では『なぜ旧約聖書ベースなのか？』というのは歴史を遡っても分からないだろう。

言えることは、そのように至った経緯が秘匿されている訳でもなければ、我々フリーメイスンは
別にユダヤ人の集まりでもない。フリーメイスンになる（入る）とユダヤ教に改宗させられる訳でもない。
ユダヤ教の『ような』宗教に入る訳でもない。

フリーメイスンとユダヤ教・ユダヤ人とは、一切関係がない。

朝日新聞とフリーメイスン

・・・関係ない(笑)

今年の始めくらいだっただろうか、朝日新聞の紙面とasahi.comにフリーメイスンが
一般入会の募集をしているかのような記事が載った。（そもそも『一般』って何だ？！）

大手紙ということで反響もすごかったらしく、日本グランドロッジが定例で開催している説明会への
参加希望者もかなり増えたとか。どういう経緯で渡辺さんや北村さんが取材に応じたのか
知らないが、応じた新聞社が新聞社なだけに、ネットの中では陰謀論を後押ししてしまったのでは
ないかと思う。。。いわゆる『アサヒった』とだけ受け止められてはいないだろうか・・・。

記事に『一般会員』とあることもどう伝えたらそうなるのかもよく分からない。
恐らく友人にフリーメイスンがいなくても入会できるという意味だろうが、『一般』ではない会員が
いるかのように取られても仕方ない。友人の友人がアルカイダ・・・もとい、フリーメイスンでなら
入れるくらいにしておいても良かったのでは。

と、今更言っても仕方ないことだが、こういう記事を見て扉を叩く人に、良いフリーメイスンの
資質があるのかは非常に、非常に疑問である。