日本にあるフリーメイソンのロッジは、基本的には東京メソニックセンターのような施設内にあり、
それ以外で特有なものといえば、米軍施設内にあるミリタリーロッジというのもある。
一覧は日本グランドロッジのHPに掲載されているのでそちらを見て頂くとして、
今日はその中から東京を中心に拠点を置くいくつかのメジャーなロッジを(浅く)紹介してみたいと思う。
・Far East Lodge No.1
『No.1』の名が付く、とても誉れ高いロッジ。『No.1』というのは、日本グランドロッジに
属しているロッジの中で、最初に承認されたという意味。中身は英語。
片桐三郎PGMもこちらに属されている。
・東京ロッジNo.2
多くの外国人で形成され、中身も英語で行われる。
・Square and Compass No.3
国立市にある。中身は英語。但し、日本語によるRitualもあり。試験も同様。
・東京友愛ロッジNo.11
日本人のみで形成され、中身も日本語のみで行われる。
・デモレーランドロッジNo.22
外国人と日本人の折衷型、中身は基本的に英語だが、日本語も使われる。
東京在住の入会希望者がフリーメイソンの説明会に出て、声が掛かるとすれば
この辺りのロッジくらいじゃないだろうか。英語OKならNo.2かNo.22、日本語のみならNo.11、
英語も少々という人ならNo.22も、という感じだろう。
私はこれらいずれのロッジのメンバーにも会ったことがあるが、皆それぞれの特徴を
持っていて興味深い。それらを掛け持ちしている人もいるが、やはりマザーロッジの色が
出ると言った感じだろうか。
また、これらのロッジは日本の管轄下(Under Japan Jurisdiction)であり、
そうでないロッジにも魅力的なところがある。その魅力的なロッジからは、説明会では
声が掛からないんじゃないかな。それこそ本来のフリーメイソンへの入り方である、
『知合いを通じた』入会しかないのではなかろうかな。
他にも、第3階級のMaster Masonだけが入れるResearch Lodge(リサーチ・ロッジ)
というのがあり、フリーメイソンの歴史について勉強したい人が集い、その研究を毎月
発表するというもの。たまに一般公開もしているらしい。
海外に目を移せば、ロッジは世界中に山ほどある。フリーメイソンであれば、
海外旅行で初めての国に行ったとしても、訪ねる先があるというのは心強いし、嬉しい。
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