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Freemasonic Asked Questions (fAQ) フリーメイソンによるフリーメイソンとは?に関するあれこれ。 fFAQ Lodge #108
Posted by - 2024.11.23,Sat
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Posted by fFAQ Master - 2008.04.09,Wed
フリーメイソンになる、ということは、すなはち『ブルーロッジ』に属するということを意味する。
ブルーロッジには3階級あり、それは過去のエントリで触れたとおり。
3階級のブルーロッジに対して上も下もなく、皆平等なメイソンとして交流する。

陰謀論(笑)支持者は、そこから上に33階級まであり、さらに300人委員会(?!)とか、
33人委員会(?!)とか、最高指導部(Supreme Counsilのことだろうか?!)とかが
存在していると主張するが、どこでこういう想像を膨らませたのか訊いてみたいところだ。

私がそういうのを否定すると、『お前は末端の雑魚だから知らないだけだ』と言われるん
だろうけど、私から言わせるとそういう人たちには『外部の人間だから知らないだけだ』
と思う。33階級がロスチャイルド家とかロックフェラー家から選ばれる?!
おいおい、彼らはいつの間に日本人になったんだ?(笑)

しかも、『33階級』って、なんでScottish Rite(スコティッシュ・ライト)しか見えてないんだ?
York Rite(ヨーク・ライト)は無視か?(笑)

Scottish RiteもYork Riteも、第3階級のメイソンがもっとフリーメイソンとしての
活動の領域を広げたいと望んで参加するもので、優秀な人が第4、第5・・・と昇級して
いくようなものではない。第3階級のメイソンなら誰でも入ることができ、例えば
Scottish Rite日本支部の場合は、たった2日間で32階級まで上がれる。

この点、本題のバイパスを走るような話題だが、少し追記したいと思う。






私がScottish RiteもYork Riteもあまり興味がないのは、先程『日本支部』と書いた点が
少し関係している。日本はアメリカ南部の管轄(US Southern Jurisdiction)に入っており、
まぁ簡単に言えば『アメリカ式』にカスタマイズされたルールに従う必要がある。

アメリカン・クオリティーの簡略化されたルールのため、伝統・経過はある意味無視。
2日間で4~32階級まで引き上げてしまうというのは、私から見たら暴挙。Cheat。

伝統を重んじる英国のScottish Rite Masonと話す機会があれば、
自分がUS Southern JurisdictionのSR Masonであることを打ち明けたりした日には、
軽い嘲笑や軽蔑すら受けるかも知れない。

しかし日本ではUS Southern JurisdictionのTokyo Bodiesに入る以外の選択肢はなく、
間違いなくそれが本流なので、日本に於けるフリーメイソンとして存在感を持ちたければ
入らざるを得ないが、そういう動機はフリーメイソンになるそれと大きく異なる上に、
その風潮自体違和感を相当感じる。


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