困窮したフリーメイソン

まったくひさしぶりのUpdateになってしまいました。
昨年の金融危機から年があけてすこし景気が上向いたあと、
また２月から３月にかけて落ち込んだりしたあいだに、
私のこのブログを更新してくれていた友人は職を２度変えたのち、
アメリカに留学してしまったので、ブログを書いてるどころではなく
更新できなくなっていたのだが、ようやく彼がパスワードの連絡をくれ、
こちらに駐在できている友人にお願いして更新できるようになった。

最初の彼にはいくつか原稿を送っていたのだが、メールを解約したとか
なんとかでなくなってしまったそうだ。残念だけどこれからまた少しづつ
書いていけたらと考える。

さて、私の方もこの不況のお陰ということもあり、クライアントの資産を
より安全なところへ移すなどの依頼が殺到していたため、いつのまにか
大変忙しい状態になっていた。のんびりと過ごすはずの計画だったけれど、
つきあいで始めたコンサルティングが本業のようになってしまっている。

さて私のことよりもここではフリーメイソンについて語るべきことではあるが、
実は私も多忙だったため日本のメイソンの情報がほとんどない。

されども特に変化があれば便りもあるだろうし、大きな変わりはないであろう。
もう毎年の子供祭りも終えただろうし、これから夏にかけては彼らも休暇シーズンに
入るだろう。

少しだけ気になっているのは、もう日本人の新しい会員に友愛団体としての
意義を理解している者が減っていると聞いた。

興味本位だけで門を叩き、自分が会員であることを家族にも明かせず、
秘技を安易に公開し、誓約は単なるセリフ程度としか考えず、そのため
困窮したフリーメイソンを助けることも考えていない。

こんなメイソンばかりになってきているらしい。
そう訴える彼は日本に住んで長いとはいえ、友愛団体が浸透している国とは違い、
日本人の感覚を完全に理解しているかといえばそうではないかもしれない。

私が知るかぎり、日本人はそのような友愛団体に入っていなくても、
困った人を助ける精神はほかのどの国民より高いと感じている。
そんな中で、そうではない部類の人間がフリーメイソンにあつまりつつあるというのは、
きをつけないといけないポイントであろう。

フリーメイソンの精神を理解しようとしない安易な会員が増えているポイントには同意だ。