Freemasonic Asked Questions (fAQ)
フリーメイソンによるフリーメイソンとは?に関するあれこれ。
fFAQ Lodge #108
Posted by fFAQ Master - 2008.05.07,Wed
York Riteと異なり、よくブルーロッジの上位階級だと思われがちな
Scottish Rite(スコティッシュ・ライト)について。
どっからどうしてブルーロッジの『上位階級』なんて概念が生まれたのか?
世界中の全てのフリーメイスンは第3階級のMaster Masonで以て自らを『フリーメイスン』と名乗る。
そこから、スコティッシュ・ライトに興味を持ったメイスンのみが、
自分の意志でスコティッシュ・ライトへの加入を申請する。
また、これは特に重要な大前提であるが、
スコティッシュ・ライトは世界共通の付帯組織(appendant body)ではない。
アメリカだ、アメリカ。
アメリカ北部と南部で管轄が別れているが、いずれにせよアメリカ。
フランスでできたと言うが、所詮アメリカ。
『上位階級』という概念を持つ国・地域は他にもあるが、
単純に『30階級』というのと、『スコティッシュ・ライトの30階級』というのとでは大きく異なる。
そもそも、30階級のScottish Rite Masonというのはいないのではないか?
というのも、スコティッシュ・ライトは第4階級から一気に32階級まで引き上げる。
4~31階級は、名目的、というか象徴的なもので、その中の階級に留まることに何の意味もない。
スコティッシュ・ライトの中でブルーロッジを『象徴的ロッジ』なんて呼ぶが、
どっこい『象徴的』なのはスコッチの方じゃないか(笑)
スコティッシュ・ライトに入会して一気に32階級になり、それをヨーロッパのメイスン達と
迂闊に話すと、彼らの内心の嘲笑や軽蔑を見ることになる。彼らは何年も掛けて1階級ずつ
上がり、40年くらい掛けても30階級だったりする。彼らから見たらスコティッシュ・ライトの
32階級なんて4階級だ。
で、その辺のことを理解した上で入るならまだしも、入って拍子抜けする人が多すぎて、
未だに会員の数と定例会に出席する数が比例しないんだとか。ご愁傷様。
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