外部から覗くフリーメイソンの儀式

以前にも紹介したDVDではありますが、改めて見るといかにこのDVDが「暴露系」
であるか判る。多くのメイソンが収録に関わっていながら、なぜそこまで見せることに
同意したのか理解に苦しむ。

否、第３階級の最も重要な部分を一部だが公開することにより、よりフリーメイソンに
関して取り沙汰される「秘密」を払拭するのが狙いなのかとすら思える。

ストーリーも台詞まわしも、そして解説まで付いて「悲劇」を鑑賞できるのだから、
メイソンにとっては必見かも知れない。一方で、メイソンであれば気付くことのできる
間違いも見つかるだろう。「ミスリード」とまでは言えないにしても、意図的かそうでない
にしろ、事実と異なる部分も垣間見える。

「私はフリーメイソンではありません」と断ってから重要な秘密について語り、

フリーメイソンと鳩山

（訳者より冒頭のお断り：著者よりいくつかまとめて送られてきた原稿の中で、
この記事は時事経済に関連した記述がありました。翻訳～掲載の順番の関係で
内容の鮮度が失われてしまいましたことをお詫びします。）

先日、日本のPrime Ministerがミスター鳩山のお孫さんに決まったが、
もしかしたらその由紀夫氏もメイソンではないのか、ということになっていないだろうか。
残念ながら私が知る限り、メイソンとして認められたのは一郎氏のみである。

それにしても、ミスター鳩山のご子息にしては、随分とアメリカを見限ったものだ。
遠目で見ていても、日本は米国の傘の下でまだまだ経済発展の余地があったのだが、
日本の国民は中国共産党と朝鮮半島のしもべとしての道を選択してしまったようだ。

まったくメイソンとは関係ない話になってしまうが、
個人的には米国に少しずつ搾取されながらでも共に発展していった方が良かったのでは
ないかと思うが、今後は中国の一部か朝鮮半島の隷属国家として技術資源を徹底的に
吸収され、中国の経済成長の糧となりまた南北朝鮮の統一の負債を一手に担うことになる。
近隣の小島の領有権を争ったところで、もう意味はないのである。

外野で私がどうこう言えたものではないが、愛すべき日本の国民がこのような選択を
したことに、非常に残念に思うのと同時に、金融に身を置く者としては感情を捨て
日本を買い叩く側にならざるを得ない。

フリーメイソンになる意味

なぜフリーメイソンなのか。

以前にも書いたように、その答えはメイソンが１０人いれば１０通りの答えが返ってくる。

そもそも、という一般的な話になるが、フリーメイソンというのはもともと石工の集まりで、
巨大な石造建築に従事する技術者の職業労働組合のようなものであった。
フリーメイソンがこれまで男性のみとされてきたのはこの理由である。

石造建築の現場には常に事故による怪我や死亡の危険があり、
その結果労働に従事できなくなった際に救済する相互扶助団体であった。
自分で収入を稼ぐことができなくなった石工への支援の場合もあれば、
死亡して残された未亡人・遺児（orphansを意訳）への援助の場合もある。

つまり、保険がなかった遙か昔に、保険に代わりその役割を担っていた。

フリーメイソンの仲間意識

フリーメイソン今更かも知れないが仲間意識が非常に強い。
それは、同じ儀式を通過した連帯感のようなものが当然ながら影響している。

人や国、地域によって入会動機は異なるかも知れないが、
一度入会してMaster Masonまで達すると、世界中のMaster Masonなら誰でも
『同窓生』のような親近感を覚える。

以前はTelevisionでしか見たことがなかった人くらいに思っても、
自分がMaster Masonになり、そしてその人がMasonだと知った途端、
妙に親しみを感じるものであるし、実際に向こうもそのように接してくれる。

かのウィンブルドンで有名な我がGrand Masterも