Freemasonic Asked Questions (fAQ)
フリーメイソンによるフリーメイソンとは?に関するあれこれ。
fFAQ Lodge #108
Posted by fFAQ Master - 2008.04.17,Thu
モーツァルトがフリーメイソンだったことはよく知られている。そして、モーツァルトの死が
フリーメイソンによる暗殺だとされる説を支持する人が多いのも有名だ。
その説を支持する人が主張する根拠としては、モーツァルトはフリーメイソンの
秘密をオペラに隠して外部に漏らしたからだというもので、死のペナルティを受けたと。。。
そのオペラは『魔笛』のことを指すのは間違いないのだが、あのオペラをメイソンが観ると
どのように映ると思うかは、メイソンの私から言わせてもらうと、あれはモーツァルトの
フリーメイソンに対する愛情の固まりで、メイソンのために作った歌劇であることは明白。
秘密を漏らすも何も、あの程度の内容は当時であっても大した秘密でも何でもなく、
また、知られて困るような内容は含まれていない。むしろ広告、コマーシャルだ。
フリーメイソンの賛美で、モーツァルトを暗殺などする訳がない。
現在でも、モーツァルトはフリーメイソンを特に愛した偉大な音楽家として、
メイソンの間では親しみと愛情を込めて『ブラザー・モーツァルト』と呼ぶ。
同じメイソン音楽家でも、ベートーベンやハイドン達よりもメイソンに愛されているのは、
モーツァルトがフリーメイソンに注いだ愛情が故だろう。
ちなみに、オペラ『魔笛』は只でさえポピュラーなのだが、メイソンが観れば普通の倍は
楽しめるだろう。偉大なオペラをより一層楽しめるのは、何とも得した気分だ。
フリーメイソンによる暗殺だとされる説を支持する人が多いのも有名だ。
その説を支持する人が主張する根拠としては、モーツァルトはフリーメイソンの
秘密をオペラに隠して外部に漏らしたからだというもので、死のペナルティを受けたと。。。
そのオペラは『魔笛』のことを指すのは間違いないのだが、あのオペラをメイソンが観ると
どのように映ると思うかは、メイソンの私から言わせてもらうと、あれはモーツァルトの
フリーメイソンに対する愛情の固まりで、メイソンのために作った歌劇であることは明白。
秘密を漏らすも何も、あの程度の内容は当時であっても大した秘密でも何でもなく、
また、知られて困るような内容は含まれていない。むしろ広告、コマーシャルだ。
フリーメイソンの賛美で、モーツァルトを暗殺などする訳がない。
現在でも、モーツァルトはフリーメイソンを特に愛した偉大な音楽家として、
メイソンの間では親しみと愛情を込めて『ブラザー・モーツァルト』と呼ぶ。
同じメイソン音楽家でも、ベートーベンやハイドン達よりもメイソンに愛されているのは、
モーツァルトがフリーメイソンに注いだ愛情が故だろう。
ちなみに、オペラ『魔笛』は只でさえポピュラーなのだが、メイソンが観れば普通の倍は
楽しめるだろう。偉大なオペラをより一層楽しめるのは、何とも得した気分だ。
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Posted by fFAQ Master - 2008.04.16,Wed
フリーメイソンは第3階級のMaster Masonであれば、ロッジの中に於いて上も下もない。
年配者、先人に限らず、お互いに尊敬の念を持って接するのは当然だが、
何かの決定権や優先順位などは極めて公平に扱われる。
それでも儀式の配役や、進行・取りまとめの『長』として役員が配置される。
Worshipful Masterを筆頭に、Senior Warden、Junior Wardenと『三役』が構成される。
詳しい役割はそれぞれのエントリで書こうと思うが、通常『Master』と呼ぶ時は、
『Master Mason』ではなく、『Worshipful Master』を指す。
メイソンのほとんどは第3階級の『Master Mason』であるが、彼らを指してわざわざ
『Master』とは呼ばない。ロッジの長としての『Worshipful Master』を区別するために呼ぶ。
他にも、DeaconsやStuwardsもいて、オルガニスト(オルガン担当)を含めて
13の役員でロッジは構成される。
役員はロッジの運営、とくに会議や儀式を成立させるための最低人数として不可欠で、
ある程度の役員が揃っていなければ会議・儀式の開催実績として認められない。
役員になって嬉しいことは何があるか甚だ疑問だが、忙しくなるのは確か。
いつかは東に座ってみたいと思う人もあれば、任期1年間もやりたくないと思う人もいる。
役員になりたくてフリーメイソンに入ったという人は希だろうから、ある意味役員になる人は
ボランティア精神があるとも言えるかな。
年配者、先人に限らず、お互いに尊敬の念を持って接するのは当然だが、
何かの決定権や優先順位などは極めて公平に扱われる。
それでも儀式の配役や、進行・取りまとめの『長』として役員が配置される。
Worshipful Masterを筆頭に、Senior Warden、Junior Wardenと『三役』が構成される。
詳しい役割はそれぞれのエントリで書こうと思うが、通常『Master』と呼ぶ時は、
『Master Mason』ではなく、『Worshipful Master』を指す。
メイソンのほとんどは第3階級の『Master Mason』であるが、彼らを指してわざわざ
『Master』とは呼ばない。ロッジの長としての『Worshipful Master』を区別するために呼ぶ。
他にも、DeaconsやStuwardsもいて、オルガニスト(オルガン担当)を含めて
13の役員でロッジは構成される。
役員はロッジの運営、とくに会議や儀式を成立させるための最低人数として不可欠で、
ある程度の役員が揃っていなければ会議・儀式の開催実績として認められない。
役員になって嬉しいことは何があるか甚だ疑問だが、忙しくなるのは確か。
いつかは東に座ってみたいと思う人もあれば、任期1年間もやりたくないと思う人もいる。
役員になりたくてフリーメイソンに入ったという人は希だろうから、ある意味役員になる人は
ボランティア精神があるとも言えるかな。
Posted by fFAQ Master - 2008.04.15,Tue
フリーメイソンには3つの階級がある。
第1階級はEntered Apprentice、
第2階級はFellow Craft、
そして第3階級のMaster Masonである。
よく言われるScottish Riteが33階級あるとか、York Riteが13階級だとかあるが、
それらはフリーメイソンの中でも、わざわざ入会している人にしか該当しない。
広義のフリーメイソン階級としては、原則3階級までだ。
33階級のScottish Rite Masonがブルーロッジ第3階級のMaster Masonより
偉いかというと、まったくそんなことはない。大学の教授が中学校の校長より偉い
訳ではないのと同じ・・・か。(巧い例えが見つからないが。)
ブルーロッジの各階級の違いは、普段はエプロンの着け方。
ただ、エプロンをしないシチュエーションの場合、見分ける術はほとんどない。
というか、実は階級の違いは余り関係ない。
日本人メイソンの多くが勘違いするのは、第2階級は第1階級より偉く、
第3階級が一番偉いというものだが、実際のメイソンの集まり、特に国際的な
人で形成されるロッジや集まりの中では、日本人のその考えが酷く滑稽に映る。
建前的な階級の差こそあれ、多くの場合相手がメイソンかそうでないかしか見ない。
コミュニケーションの中でわざわざ階級の差を意識せず、当然だが普通に人として接する。
接し方が大きく異なるのは、コーチを担当する時で、第1階級→第2階級→第3階級で
それぞれ試験を受ける必要があり、試験対策として上位メイソンの助けは不可欠だ。
そんな時は先輩として後輩の指導を担当するのだが、日本人同士のコンビネーションを
見る限り、年齢の上下を問わず明らかに先輩・後輩の仲になってるので、
『それで第3階級に上がったら、Equality(平等性)は保てるのか?』と不安に思う(笑)
ちなみに、入会から第3階級までの期間は様々で、いくら試験を早々にパスしても、
昇級式の段取りがスムーズに進まなければ時間が掛かる。
早くても半年、普通は1年くらいだろうか。
勉強時間が取れない、或いは勉強が苦手で試験を受けられない人は、
何年も第1・第2階級として過ごす場合になる。
日本のメイソンの数が少なすぎる昨今では試験を受けなければならない期限はないが、
本来は一定期間内に昇級できないメイソンは除籍になる。
第1階級はEntered Apprentice、
第2階級はFellow Craft、
そして第3階級のMaster Masonである。
よく言われるScottish Riteが33階級あるとか、York Riteが13階級だとかあるが、
それらはフリーメイソンの中でも、わざわざ入会している人にしか該当しない。
広義のフリーメイソン階級としては、原則3階級までだ。
33階級のScottish Rite Masonがブルーロッジ第3階級のMaster Masonより
偉いかというと、まったくそんなことはない。大学の教授が中学校の校長より偉い
訳ではないのと同じ・・・か。(巧い例えが見つからないが。)
ブルーロッジの各階級の違いは、普段はエプロンの着け方。
ただ、エプロンをしないシチュエーションの場合、見分ける術はほとんどない。
というか、実は階級の違いは余り関係ない。
日本人メイソンの多くが勘違いするのは、第2階級は第1階級より偉く、
第3階級が一番偉いというものだが、実際のメイソンの集まり、特に国際的な
人で形成されるロッジや集まりの中では、日本人のその考えが酷く滑稽に映る。
建前的な階級の差こそあれ、多くの場合相手がメイソンかそうでないかしか見ない。
コミュニケーションの中でわざわざ階級の差を意識せず、当然だが普通に人として接する。
接し方が大きく異なるのは、コーチを担当する時で、第1階級→第2階級→第3階級で
それぞれ試験を受ける必要があり、試験対策として上位メイソンの助けは不可欠だ。
そんな時は先輩として後輩の指導を担当するのだが、日本人同士のコンビネーションを
見る限り、年齢の上下を問わず明らかに先輩・後輩の仲になってるので、
『それで第3階級に上がったら、Equality(平等性)は保てるのか?』と不安に思う(笑)
ちなみに、入会から第3階級までの期間は様々で、いくら試験を早々にパスしても、
昇級式の段取りがスムーズに進まなければ時間が掛かる。
早くても半年、普通は1年くらいだろうか。
勉強時間が取れない、或いは勉強が苦手で試験を受けられない人は、
何年も第1・第2階級として過ごす場合になる。
日本のメイソンの数が少なすぎる昨今では試験を受けなければならない期限はないが、
本来は一定期間内に昇級できないメイソンは除籍になる。
Posted by fFAQ Master - 2008.04.14,Mon
日本でフリーメイソンとして活動する場合、余程日本人のみのロッジに固執しない限り、
英語が求められる。というか、英語が分からなければ面白味は半減だろう。
日本語しか話せなければ、せっかく世界中の色々な人と交流を持てる団体なのに、
いつも同じ顔ぶれのメイソンとだけ日本語で会話することになる。
ロッジの運営や会議進行にまつわる内容も、必要最小限の事務連絡しか理解できないだろう。
一方で、フリーメイソンの魅力の一つである儀式に関しては、最近は日本語も充実している。
日本語の儀式もそれなりに興味深くできており、古語混じりで良い雰囲気を持っている。
ただ、日本語で儀式を経験すると、世界中のメイソン達との『共通感』はまったくなくなってしまう。
会ったこともない世界中のメイソンと自分を繋ぐせっかくの『共通体験』を避けて通るのは
少しもったいない気がする。正確には、言語こそ違えど『体験』は確かに共通なのだが、
日本語で言い換えてある言葉の原典を知らずしては、会話で多少困ってしまう。
私の考えは、やはり英語で通せるなら英語にすべきかな。
ロッジによっては全て英語のところもあれば、英語・日本語のHybridや、
前述のように日本語Onlyのロッジもある。
まぁ、日本で活動する外国人メイソンも、長く日本に住んでいる場合が多いので、
大抵の場合日本語を理解できたりするのだが、英会話の実践練習が出来るとプラスに
捉えて頑張っている人もいるので、年会費の額を考慮すればお得ではなかろうか(笑)
英語が求められる。というか、英語が分からなければ面白味は半減だろう。
日本語しか話せなければ、せっかく世界中の色々な人と交流を持てる団体なのに、
いつも同じ顔ぶれのメイソンとだけ日本語で会話することになる。
ロッジの運営や会議進行にまつわる内容も、必要最小限の事務連絡しか理解できないだろう。
一方で、フリーメイソンの魅力の一つである儀式に関しては、最近は日本語も充実している。
日本語の儀式もそれなりに興味深くできており、古語混じりで良い雰囲気を持っている。
ただ、日本語で儀式を経験すると、世界中のメイソン達との『共通感』はまったくなくなってしまう。
会ったこともない世界中のメイソンと自分を繋ぐせっかくの『共通体験』を避けて通るのは
少しもったいない気がする。正確には、言語こそ違えど『体験』は確かに共通なのだが、
日本語で言い換えてある言葉の原典を知らずしては、会話で多少困ってしまう。
私の考えは、やはり英語で通せるなら英語にすべきかな。
ロッジによっては全て英語のところもあれば、英語・日本語のHybridや、
前述のように日本語Onlyのロッジもある。
まぁ、日本で活動する外国人メイソンも、長く日本に住んでいる場合が多いので、
大抵の場合日本語を理解できたりするのだが、英会話の実践練習が出来るとプラスに
捉えて頑張っている人もいるので、年会費の額を考慮すればお得ではなかろうか(笑)
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