読み返してみると、まるで私がそのDVDの売上に貢献しようとしているか、
或いは私に印税でも入ってくるかのようなアピール振りでした。。。
私としては、ちょっとあのDVDの中身に驚き、あんなにフリーメイソンの秘密の部分を
さらけ出していることに、『みんな、ちょっと見て、見て!』的にはしゃいでしまった次第です。。。
もったいつけた割には、フリーメイソン以外の人が見た場合にどのくらい理解できるかは
考慮してなかったので、基本的にフリーメイソンに対して好奇心を持っている人向けの
このブログでは、あんまり相応しくなかったのかなーと反省してます。
そう言えば私は、第3階級のメイソン以外にはそのDVDを教えてませんでした。
あれは、第3階級になるまで観るべきではないと思ってます。
というのも、初期のエントリでも書きましたが、フリーメイソンに入るまで、或いは入って
色々と実際に経験してみるまでの『お楽しみ』を奪ってしまわないように気を付けるべきでしたね。
これからも、紹介する作品については気を付けようと思います。
・・・て、紹介したくてしたくて堪らないものを我慢できるか自身ありませんが。。。。(笑)
フリーメイソンの服装と言えば、タキシードにエプロン、そして白い手袋。
こんな伝統的な衣装を頑なに守っているロッジは日本には少ない。
およそビジネスマンが主なメンバーのため、会社帰りにビジネススーツのまま、
というパターンが最も多いのではないか。土曜日に定例会を開くロッジでも、
ビジネススーツが基本というところは多い。
そういうロッジでも記念式典や特別なゲストを迎える際はより正装に近づいたりするが、
現代では余りうるさく気にしないようになってきている。
とくにアメリカ系。もう、伝統とかお構いなしに壊す。
『夏はクールビズだろ』てきにノーネクタイがデフォルトだし、
酷い所になるとTシャツにジーンズ・・・・・・。
そんな格好で役員とかやっても、ぜんぜん『重み』が足りない。
ウチのロッジはお行儀が良い方だとは思うが、そんなアメリカン(またはアメリカナイズド日本人)が
ゲストに来られると、なんとも苦々しい気持ちになってしまう。
正装を通すロッジや崩すロッジでも、共通しているのはエプロン。
これだけは欠かせないシンボルとして通す。
役員の場合はカラー(襟)も付けるが、役員用のエプロンやカラーは、ロッジがそれぞれ所有していて、
東京メソニックセンター内の複数のロッジが共存しているような場合でも、別管理しているようだ。
ロッジによってはカラーに装飾が施してあったり、こだわり(?)のようなものがある。
そういうロッジ間の服装のこだわりを見るのも、また楽しいものだったりする。
このDVDで見受けられる服装は、一部を除きオーソドックスである。
しかし私は、あのパートをここまでこだわっているのは羨ましい(笑)
というか、いくらなんでも、取材であの部分を出す事はないだろうに。。。
そこを映像にして外に出す事について、誓約に反したとしてペナルティはないのか?????
To await a time with patience....とあるように(どこに?笑)、フリーメイソンは一人前になるまでに
『忍耐』が求められる。忍耐力も一つの美徳で、自分の欲求を抑えることができないと一人前ではない。
実際にどんな忍耐を求められるかと言うと、まず、入会申請を出せるまでに通常は時間が掛かる。
これは、友人の友人がアルカイダ(友人がメイソンと言いたくて、つい・・・)の場合は割と簡単だが、
最近多い突然訪ねてくる場合はその人がフリーメイソンに相応しいか色んな人に会って信頼を
得なければ入会を勧められることはない。
次に、入会申請を出してから入会を受理されるまで。
これは面接の回数が多いことや、定例会とのタイミングの兼ね合いで、投票まで時間が掛かるため。
投票が必ずしも次回の定例会で行われるとも限らない。
次は入会が認められてから入会式まで。
入会式には人手が必要。定例会の日に入会式まで執り行えるロッジは少ない。
特別集会ともなると、集まれる人は限られてくる。よそのロッジからヘルプをお願いするでもしないと、
なかなか入会式を催すタイミングがない。
次は入会してからの話になるが、この辺は入ってのお楽しみということで伏せておこう。
もちろん言語そのものが地域によって異なるのは当然だが、私が言っているのは言葉ではなく儀式。
儀式の内容が国や地域、或いはロッジによって異なるのだ。
私はこれまでに色んな国のロッジを訪れ、それぞれに少しずつ差違があるのを見てきた。
以下のDVDで見られる様式も、アメリカ特有の部分が見受けられる。
『フリーメイソンの儀式』というくくりで言うと、当然ながら根本的には同じなのだが、
セリフ回しや動作、或いは儀式の展開が少しだけ異なる。
中には、日本人には少し驚きかも知れないが、Due Guardを持たない
ロッジ(というかこれはエリアかな)もある。
また、日本国内に於いても、ロッジは英国系やフランス系、そしてもちろんアメリカ系があり、
それぞれによって少し異なる。また、日本特有のロッジでも日本語の遣い方が異なったりする。
長い歴史の中で、それぞれの土地に溶け込むうちに、次第に『訛り』が発生していったのだろう。
一つ言えることは・・・・
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