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Freemasonic Asked Questions (fAQ) フリーメイソンによるフリーメイソンとは?に関するあれこれ。 fFAQ Lodge #108
Posted by - 2025.02.02,Sun
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Posted by fFAQ Master - 2008.05.14,Wed
フリーメイスンになると、まず第1階級のEntered Apprenticeになるが、
そこから第2、第3になる前に、必ず試験をパスしなければならない。

試験というのは各階級で教えられる教えの暗唱で、試験管との問答によって行われる。

フリーメイスンというのはペンも紙もなかった頃の伝承という、まぁ仮説みたいな前提だが、
そのため試験は受験者・試験管ともに完全に暗記で行う。

長い時には30分以上かかるが、一切のカンニングも許されない。(タテマエ)
もし暗唱に詰まったら、大抵は試験管が少しヒントを出すか、或いは周囲で見守っている
メイスンの誰かが少しだけアシストする。(ホンネ)

試験の合否はその場で、Master(Worshipful Master)により行われる。

大抵、不合格というのはない。
というのも、合格する見込がない場合は、試験自体を受けられないからだ。
試験勉強の間は、アサインされたコーチ或いは他の人の助けを借りて勉強し、
そのコーチが合格を見込んだ段階で、試験の実施をMasterおよびロッジメンバーとアレンジする。

そのため、不合格者を見ることはほとんど希なのだが、たまに最も大切なパートの暗記が
不十分だったりすると、その部分だけ後日再試験するという場合もあり得る。

第3階級の試験まで合格すると、晴れて一人前のフリーメイスンとして認められ、
また、(  )することが可能となる。
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Posted by fFAQ Master - 2008.05.13,Tue
フリーメイスンは基本的にはあまりお金を遣わない。
まったくの新規ロッジであれば、色々と購入しなければならない道具があるだろうが、
それらは当然設立者達の資金提供に委ねられている。

日常的には、ロッジの運営に掛かる費用というのは、郵便や印刷物、あとは光熱費くらいだろうか。
それでも最近は電子メールを使うようにもなっているため、郵便に掛かるコストは非常に限定的だろう。
ロッジの定例会議後の食事(Refreshment/Harmony)の費用は、基本メンバーが千円程度
出し合って賄われる。(ケチな人は500円くらいしか払わないが・・・)

では、入会金や年会費として集められたお金はどこにいくのか?

それは、普段は銀行や投資信託に充てられて運用され、もしもの時などに遣われる。
例えば、メイスンの誰かが重い病気を患い、保険適用外などの理由で医療費が高額になる際、
ロッジとして彼をサポートするために支払われる。

或いは、これはもしもの時とは少し趣が異なるが、メイスンというのは学問に対する支援も
積極的に行うという理念もあるため、優秀な人材、例えそれがフリーメイスンの直接のメンバー
でなくとも、海外で就学するためのサポートを行うこともある。

他には、他のロッジの記念・祝賀事があれば記念品を贈ったりすることもあるし、
他のロッジからの来客に対して記念品を贈ることもある。
こういった費用もロッジの基金から出納される。

あと大きいところで言えば、各種寄付くらいだろうか。
フリーメイスンが主催する慈善イベントもロッジからの寄付で運営されるし、
或いは未成年男児のためのDeMolayや、未成年女児のためのRainbowの運営資金として
ロッジから寄付することもある。

こういった細々とした支出を支えるには、盛り下がった日本のフリーメイスンでは少し辛い。

具体的な金額を挙げると、多いところでは資金総額が


Posted by fFAQ Master - 2008.05.12,Mon
入会希望者(Applicant)が入会を承認されたCandidateになるまでには、個人差はあるが
およそ2~3ヶ月は掛かる。その間に、入会希望者は審査、面接、そして投票を受ける。
その後、入会式の途中で怖じ気づいて逃げ出さなければ(笑)、晴れて入会となる。

入会申請書を提出する前にも、フリーメイスンの友人や彼の紹介によるフリーメイスンとの
交流の中で、入会希望者の人となりが分かるまで通常は数ヶ月かかるし、ある意味それも
審査の一つと言える。フリーメイスンへの入会は兄弟と呼ぶに相応しい人物であることが
最も大切なため、入会申請をする前の段階が実は一番大切かも知れない。

人となりが認められ、入会申請書を手にしてそれを提出すると、志願者は面接の通知を
受け取ることになる。面接をするのは入会を希望しているロッジのメイスンであるが、
誰がアサインされたかは他のメイスンには分からない。

面接もさることながら、審査にも十分な時間と労力が費やされる。
フリーメイスンとしては、前科者や暴力団組員を迎え入れることは出来ない。
イルミナティの時のように、フリーメイスンの名を借りた悪事の隠れ蓑にされることは
確実に避けたい。

3人の面接を受け、良好な結果が得られれば、志願者は投票に掛けられる。
投票はロッジのメンバー全員により行われ、一票でもNegativeであれば申請却下となる。
もし却下されたら、向こう何年間は同じロッジはもとより他のどのロッジにも入会を
申請することはできない。

まぁ、現実的には面接やもっと前の入会申請書を提出できる状態の時は、
大抵多くのメイスンと仲良くなっている訳で、普通はそこから拒否されることはない。
あくまでも『普通は』。希なロッジもたまにある。
Posted by fFAQ Master - 2008.05.09,Fri

(注)少し前のエントリーより、『フリーメイソン』を改め『フリーメイスン』にさせて頂いております。。。
最初のエントリで『フリーメーソン』とかを例に統一表記として『フリーメイソン』にしましたが、
どうもやはり自分の呼び方である『フリーメイスン』と書いてしまい、我ながら面倒なのと(笑)、
日本グランドロッジのホームページの表記も『フリーメイスン』なので、それにします。
今更ですが、よろしくお願いします。


さて、今日のお題は『フリーメイスンになる』ということですが、これはどういうことかと言うと、
よく『フリーメイスンに入る』とか『~参加する』とか『~入会する』という表現が使われるが、
厳密に言うとフリーメイスンが自覚しているのは『フリーメイスンに”なる”』ということ。
もちろん便宜上『入会する』とか『入る』とよく使うが。

『いつフリーメイスンになったのですか?』(When have you become a Mason)
『フリーメイスンになって××年経ちます』(I've been a Mason~)
『彼もフリーメイスンですか?』(Is he a Mason)

という具合で、通常は
『いつフリーメイスンに入ったのですか?』(When did you join~)
『彼もフリーメイスンに入ってますか?』(Is he a member of Freemasonry)
とは言わない。

私も昔、メイスンになる前に初めてメイスンと対面した際は内心、
『おお、この人がフリーメイスンなのか』と感じたものだ。
実際は、何のことはない只のオッサンなのだが、何だか『フリーメイスン』という人種に見えた。

ただいたずらにフリーメイスンの門を叩き、興味本位が叶ってメイスンになった人であれば、
話していて『フリーメイスンに入った』という言葉を使いがちに思う。

フリーメイスンとは、あくまでも『成る』もの。『入る』ものではない。

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