Freemasonic Asked Questions (fAQ)
フリーメイソンによるフリーメイソンとは?に関するあれこれ。
fFAQ Lodge #108
Posted by fFAQ Master - 2008.05.08,Thu
少し範囲が広すぎるトピックではあるが、日本のフリーメイスンが抱える困った内部事情に
触れてみたいと思う。
どこのロッジでも、日本人というのはどうしても『先輩・後輩』の関係を構築したがり、
そのためフリーメイスン本来の『平等』の精神から外れがちになっている。
また、すぐ『派閥』を形成してしまうのも日本人が陥りがちな欠点。
先にフリーメイスンになった、とか、先にマスターメイスン(Master Mason)になった、とか。
どうでも良いことなのだが、日本人の中には年齢や社会的地位よりも、これらのことを
重視する人が少なくない。かしこまった挨拶をしているのは日本人くらいだろう。
フリーメイスン歴による上下関係の形成以上に問題なのが、派閥の形成。
『A氏はX氏にかわいがられているから、Y氏の力が強いうちは役員になれない』とか、
『B氏は将来有望だから、今のうちに面倒みておこう』とか。
これが、フリーメイスンが日本人向きではないと私が考える理由。
触れてみたいと思う。
どこのロッジでも、日本人というのはどうしても『先輩・後輩』の関係を構築したがり、
そのためフリーメイスン本来の『平等』の精神から外れがちになっている。
また、すぐ『派閥』を形成してしまうのも日本人が陥りがちな欠点。
先にフリーメイスンになった、とか、先にマスターメイスン(Master Mason)になった、とか。
どうでも良いことなのだが、日本人の中には年齢や社会的地位よりも、これらのことを
重視する人が少なくない。かしこまった挨拶をしているのは日本人くらいだろう。
フリーメイスン歴による上下関係の形成以上に問題なのが、派閥の形成。
『A氏はX氏にかわいがられているから、Y氏の力が強いうちは役員になれない』とか、
『B氏は将来有望だから、今のうちに面倒みておこう』とか。
これが、フリーメイスンが日本人向きではないと私が考える理由。
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Posted by fFAQ Master - 2008.05.07,Wed
York Riteと異なり、よくブルーロッジの上位階級だと思われがちな
Scottish Rite(スコティッシュ・ライト)について。
どっからどうしてブルーロッジの『上位階級』なんて概念が生まれたのか?
世界中の全てのフリーメイスンは第3階級のMaster Masonで以て自らを『フリーメイスン』と名乗る。
そこから、スコティッシュ・ライトに興味を持ったメイスンのみが、
自分の意志でスコティッシュ・ライトへの加入を申請する。
また、これは特に重要な大前提であるが、
スコティッシュ・ライトは世界共通の付帯組織(appendant body)ではない。
アメリカだ、アメリカ。
アメリカ北部と南部で管轄が別れているが、いずれにせよアメリカ。
フランスでできたと言うが、所詮アメリカ。
『上位階級』という概念を持つ国・地域は他にもあるが、
単純に『30階級』というのと、『スコティッシュ・ライトの30階級』というのとでは大きく異なる。
そもそも、30階級のScottish Rite Masonというのはいないのではないか?
というのも、スコティッシュ・ライトは第4階級から一気に32階級まで引き上げる。
4~31階級は、名目的、というか象徴的なもので、その中の階級に留まることに何の意味もない。
スコティッシュ・ライトの中でブルーロッジを『象徴的ロッジ』なんて呼ぶが、
どっこい『象徴的』なのはスコッチの方じゃないか(笑)
スコティッシュ・ライトに入会して一気に32階級になり、それをヨーロッパのメイスン達と
迂闊に話すと、彼らの内心の嘲笑や軽蔑を見ることになる。彼らは何年も掛けて1階級ずつ
上がり、40年くらい掛けても30階級だったりする。彼らから見たらスコティッシュ・ライトの
32階級なんて4階級だ。
で、その辺のことを理解した上で入るならまだしも、入って拍子抜けする人が多すぎて、
未だに会員の数と定例会に出席する数が比例しないんだとか。ご愁傷様。
Posted by fFAQ Master - 2008.05.02,Fri
フリーメイソンに有名人・著名人が多いことはよく知られている。
それが権力者だったりすることも珍しくないため、しばしば陰謀論に結びつけられる。
アメリカの歴代大統領の多くだったり、英国王室やウィンブルドンでおなじみのケント公が
Grand Master(グランド・マスター)だったり、ハワイの歴代王様だったり、日本の政治家だったり。
誰がフリーメイソンである/だったかは、Wikipediaのフリーメイソンの項を見てもらえば分かる。
ただ私が今日伝えたいのは、フリーメイソンに箔を付けたくて著名人・有名人を紹介するのでは
なく、また、フリーメイソンだから有名な人を輩出したと言いたい訳でもない。
少し逆説的に言えば、世界のリーダーになるような人は、フリーメイソンである場合が多い
ということ。もちろん、凡人にだってフリーメイソンは沢山いるし、犯罪者が居ないなど言えない。
ただ、経営者とか政治家とか、殊、有名な人に関しては、フリーメイソンとして培った交流の
社交性とか人脈が物を言っていることが大いに起因しているだろう。決して、フリーメイソンが
結託して大統領を決めてるなどありえないし、正直そんなチカラも影響力もない。
フリーメイソンに入ってみれば分かるのだが、様々な業種の人が平等の名の下に集い、
交流することにより得られる経験・人脈は何事にも代え難い。著名人・有名人がフリーメイソン
だったからと言って、それを組織の下支えとか陰謀に置き換えるのは、余りにも幼稚と言えないか。
それが権力者だったりすることも珍しくないため、しばしば陰謀論に結びつけられる。
アメリカの歴代大統領の多くだったり、英国王室やウィンブルドンでおなじみのケント公が
Grand Master(グランド・マスター)だったり、ハワイの歴代王様だったり、日本の政治家だったり。
誰がフリーメイソンである/だったかは、Wikipediaのフリーメイソンの項を見てもらえば分かる。
ただ私が今日伝えたいのは、フリーメイソンに箔を付けたくて著名人・有名人を紹介するのでは
なく、また、フリーメイソンだから有名な人を輩出したと言いたい訳でもない。
少し逆説的に言えば、世界のリーダーになるような人は、フリーメイソンである場合が多い
ということ。もちろん、凡人にだってフリーメイソンは沢山いるし、犯罪者が居ないなど言えない。
ただ、経営者とか政治家とか、殊、有名な人に関しては、フリーメイソンとして培った交流の
社交性とか人脈が物を言っていることが大いに起因しているだろう。決して、フリーメイソンが
結託して大統領を決めてるなどありえないし、正直そんなチカラも影響力もない。
フリーメイソンに入ってみれば分かるのだが、様々な業種の人が平等の名の下に集い、
交流することにより得られる経験・人脈は何事にも代え難い。著名人・有名人がフリーメイソン
だったからと言って、それを組織の下支えとか陰謀に置き換えるのは、余りにも幼稚と言えないか。
Posted by fFAQ Master - 2008.05.01,Thu
フリーメイソンになってフリーメイソンとして生きることは、本人達はとても名誉なこととして
捉えており、堂々と胸を張って生きている。死後のために墓石にフリーメイソンのシンボルを
刻むこともあるし、或いは街もそれを支持することもある。
こちらはハワイの王様の1人、カラカウワ大王(King David Kalakaua)の銅像の下に
置かれたプレートであるが、これはホノルル市街に堂々と掲げられている。
これを見ると、彼はブルーロッジ・メイソンリーの後、スコティッシュ・ライト(Scottish Rite)と
シュライン(Shrine)にAffiliate(アフィリエイト)したことが分かる。また、彼はスコティッシュ
ライトの名誉階級である、33階級まで上がったことも分かる。
彼のように、フリーメイソンであったことを隠す理由はなく、むしろ誇らしげに掲げるのが
フリーメイソンとしての誇りなのである。このプレートの場合は彼が自分で掲げたというよりも、
ホノルル市の意向が強いかも知れないが、本人にせよ周囲にせよ、フリーメイソンである
ことは『誇り』なのは間違いない。
フリーメイソンになるという自覚が、清く正しく生きる信念を生む。
・・・もっとも、最近の若い人が興味本位だけ、特にユダヤやイルミナティ的な陰謀論(笑)を
期待して入った場合、そんな自覚はないだろうが。。。
フリーメイソンとは、自分自身をよく見つめ、磨き、成長するための場でもあり、
そのような人々が集っているために、より社会的にも認められる人間となりうる。
自己啓発セミナーの類とは混同しないで欲しい。フリーメイソンの中に於いて
周囲の人間は助けると言っても、立派な大人が大人に教育する訳ではない。
自分を磨こうが磨かまいが、あくまでも本人次第。只の社交クラブとして捉えて楽しんでいる
人もいる。和気藹々とした大人の社交場の中で、自然と教養や礼儀が身に付く程度。
『自分磨き』はフリーメイソンにならなくとも出来る。お寺に修行に入ってもできるし、
敢えてそこまでしなくても日常生活でも十分できる。
フリーメイソンとしての自分磨きとは、きちんと自分を見極めてもらいフリーメイソンに
なることを認められ、仲間として迎え入れてくれた人々と同じ誇りを持って、
また彼らと同じように立派な人間となるべく、成長することにあると言える。
実際は、そこまで大げさな表現は当てはまらず、やはり只の社交場だったりするのだが(笑)
捉えており、堂々と胸を張って生きている。死後のために墓石にフリーメイソンのシンボルを
刻むこともあるし、或いは街もそれを支持することもある。
こちらはハワイの王様の1人、カラカウワ大王(King David Kalakaua)の銅像の下に
置かれたプレートであるが、これはホノルル市街に堂々と掲げられている。
これを見ると、彼はブルーロッジ・メイソンリーの後、スコティッシュ・ライト(Scottish Rite)と
シュライン(Shrine)にAffiliate(アフィリエイト)したことが分かる。また、彼はスコティッシュ
ライトの名誉階級である、33階級まで上がったことも分かる。
彼のように、フリーメイソンであったことを隠す理由はなく、むしろ誇らしげに掲げるのが
フリーメイソンとしての誇りなのである。このプレートの場合は彼が自分で掲げたというよりも、
ホノルル市の意向が強いかも知れないが、本人にせよ周囲にせよ、フリーメイソンである
ことは『誇り』なのは間違いない。
フリーメイソンになるという自覚が、清く正しく生きる信念を生む。
・・・もっとも、最近の若い人が興味本位だけ、特にユダヤやイルミナティ的な陰謀論(笑)を
期待して入った場合、そんな自覚はないだろうが。。。
フリーメイソンとは、自分自身をよく見つめ、磨き、成長するための場でもあり、
そのような人々が集っているために、より社会的にも認められる人間となりうる。
自己啓発セミナーの類とは混同しないで欲しい。フリーメイソンの中に於いて
周囲の人間は助けると言っても、立派な大人が大人に教育する訳ではない。
自分を磨こうが磨かまいが、あくまでも本人次第。只の社交クラブとして捉えて楽しんでいる
人もいる。和気藹々とした大人の社交場の中で、自然と教養や礼儀が身に付く程度。
『自分磨き』はフリーメイソンにならなくとも出来る。お寺に修行に入ってもできるし、
敢えてそこまでしなくても日常生活でも十分できる。
フリーメイソンとしての自分磨きとは、きちんと自分を見極めてもらいフリーメイソンに
なることを認められ、仲間として迎え入れてくれた人々と同じ誇りを持って、
また彼らと同じように立派な人間となるべく、成長することにあると言える。
実際は、そこまで大げさな表現は当てはまらず、やはり只の社交場だったりするのだが(笑)
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